うぅっ〜…

めちゃくちゃ気まずい…

何も喋らないで歩いてるから、周りからは変な人達って思ってる人もいるかも…

ってか…由乃大丈夫かなぁ!

実はさっき気づいた事があった。

それは、由乃が友達と家んちで遊んでたって事。

本当は、由乃が「ねぇね!友達んち行ってくる〜!」って言ってたけど…

家にいたの‼

本当にびっくり!

だけど、お迎えかな行かなくて済む!

ラッキーなんて思っちゃってる。

って、いけないいけない!

ぼ〜ってしたら道間違えちゃうかもしれないじゃん!

えっと、後ろに怪我をしている人は…つ、ついてきてる!

良かったぁ〜

もし、私が置いてきぼりにしてたらどうしよう…って思ってたから 

…でも、この方は親御さんが心配していないのかな?

心配でも、簡単に興味ほんいで聞いたら駄目だよね…

うん…気にしない!

ーーーーーーーー

とか思っている間に自分の家に着いた。

う〜…

由乃が怖がらないかなあ…

ーーガチャ

「た、ただいま〜!」

ダダダダダダーー

「ねぇねおかえり!ん?その人は」

「あ、あのね、怪我してるの。だからちょっとお家に来てもらったの。」

ど、どうかな?

怖がらないかな…?

…!!

ブルブル身体を震わせている。

こ、怖かったね…

「ごめん」と言おうとした瞬間、パッと由乃の顔が上がり、ニコニコのスマイルな顔になった。