最強✕最強の溺愛⁉なんて聞いてません!

「ねぇねぇ!聞いてよ〜。零夜様に…グスッ…振られた〜…。」

「嘘!可愛いのに…零夜様は見る目ないね〜」

「ね!でも可愛いから大丈夫!すぐ見つかるよ!」

「うん…ありがど〜〜〜〜」

うっ!

私が彼女なんて、彼女が知ったら命が危険だ…

口が滑ってもこれは言わないでおこう…

と、思ったのもつかの間…

ーーーーー
放課後、帰る準備をしていたら…

「花乃ー?いないー?」

はっ!

この声は…

れ、れ、れ、零夜さん⁉

「な、な、な、な、なんでー?」

口をあんぐり開けて一歩下がったら机にぶつかった。

「あぶっ!」

変な声が出てしまった…

ひゃー!恥ずかしい!

今、タコみたいに真っ赤になってないかな…?