ヤンキーくんたちに溺愛されてます!

「もう我慢して見てられねぇ。これ以上は手出しさせねぇぞ」


「や、めろ、愛武…」



迷いなく近づいて行こうとした愛武さんの足を掴んだのは、倒れていた琥珀だった。



「まだ敵が全部で何人いるのかわからないんだ…。もしも星奈のそばに誰かがいたら…」


「そうだ。利口な判断だな」


「…っ」



いつの間に後ろにいたのか、ぐいっと首を後ろから絞められ、ひんやりと冷たいナイフの先を首元に当てられる。



「ら、な…!」


「あ?なんでそいつが逃げてるんだ」


「悪いな、扉の前で見張ってたんだけど、まさか窓ガラスを破って逃げるなんて思わなくて…うっ!?」