ヤンキーくんたちに溺愛されてます!

「ふーん。…じゃあ、俺に入れてよ。他の票なんて全部いらないから。俺に票を入れてくれるのは、あんたがいい」


「え…っ」



なんて返事をすればいいのかわからなくて、言葉を詰まらせる。



「最初はあんたのこと嫌いだった。だけど、誰よりも強いあんたにいつからか惹かれて、俺も誰かを好きになるって気持ちを知ることができた。うだうだ悩んでるんなら、俺が星奈の気持ち奪うけど」



ぐいっと頭を引き寄せられ、キスができるくらい世那くんの綺麗な顔が目の前まで来る。



「…っ、わ、私は…“あの人”じゃないとダメなの…。これからもずっと一緒にいたいって思うのは、一人だけなの…」


「…決まってるじゃん、最初から。好きな人のことなんだからわかってたよ。あんたが初めから一人の男しか見てないことくらい。…早く行きなよ、あんたが好きな人のところ」



世那くんはいつも私の背中を押してくれる、面倒くさがり屋だけど一番面倒見のいい優しい人。



「ありがとう!」