二人きりの空間に今更ながら緊張してきてしまい、北斗くんの目すら見れない。
「らーなちゃん」
「…え、何これ。可愛い…」
北斗くんに肩を叩かれ隣を向くと、可愛らしい水色のクラゲのぬいぐるみが目の前にいた。
「さっき買ったんだ。勝手に連れ出しちゃったお詫び」
「え、そんなのいいのに…」
「いいの、もらって?さっき言ったこともさ、星奈ちゃんは言わないとわからないと思ったから言っただけ。困らせたいわけじゃないし今まで通り接してくれればいいから。それで少しでも俺のこと考えてくれればいい。琥珀だけじゃなくてちゃんと俺のことも見てよ」
「…うん」
今まで琥珀以外の男の子に目を向けてみようと考えたことなんてなかった。
でも…北斗くんも本気で私のことを好きだと言ってくれたんだよね。
「らーなちゃん」
「…え、何これ。可愛い…」
北斗くんに肩を叩かれ隣を向くと、可愛らしい水色のクラゲのぬいぐるみが目の前にいた。
「さっき買ったんだ。勝手に連れ出しちゃったお詫び」
「え、そんなのいいのに…」
「いいの、もらって?さっき言ったこともさ、星奈ちゃんは言わないとわからないと思ったから言っただけ。困らせたいわけじゃないし今まで通り接してくれればいいから。それで少しでも俺のこと考えてくれればいい。琥珀だけじゃなくてちゃんと俺のことも見てよ」
「…うん」
今まで琥珀以外の男の子に目を向けてみようと考えたことなんてなかった。
でも…北斗くんも本気で私のことを好きだと言ってくれたんだよね。

