ヤンキーくんたちに溺愛されてます!

「へ…?あの、なんの話…」


「てことで明日、デートしようか」


「…はい?」






次の日、学校に行くと、私を待ち伏せしていた北斗くんに連れられてなぜか水族館に来ていた。



「学校サボったの二回目…」


「たまにはいいじゃん。息抜きだよ」



なんで水族館に連れてこられたのかはわからないけど、北斗くんは大きな水槽に感嘆の声を漏らしていて何やら楽しそうだ。



「水族館、好きなの?」


「うん。広い水槽の中で自由に泳いでいる魚たちを見てると落ち着くんだ。それに好きな子には好きなもの共有したいでしょ?」


「え、す、好きって…」