ヤンキーくんたちに溺愛されてます!

「え、どうしたの美来ちゃん!?」


「もうちょい早く出勤すれば会えたかもなのに…。…そうだ、これ、私が学校まで届けてきます」



琥珀に会える口実ならもうこの際なんでもいい。


せめて顔だけでももう一度見たい。



…最初は本当にそれだけだった。



「もう一度付き合いたいとまでは思わないにしても、普通の友達くらいには戻りたい」



やっともう一度話せた。


せめて友達として琥珀とここから始められたらいい。



「…うぜぇな。いちいち泣くな」



昔と変わらずぶっきらぼうだけど優しい一面に、もう一度恋に落ちるのは簡単だった。