「美来は?そういえばどこの大学行くんだ?もうすぐ試験とかなんじゃねぇの?」
琥珀と繋いでいた手に思わず力を込めてしまう。
「美来?」
「…私も地元の大学適当に受けるかなぁ。やりたいこととか特にないし、一応大学だけは行っとこうかなって」
それが、私が琥珀についた初めての嘘だった。
本当はずっと私には夢があった。
小さい頃に病院で胃腸炎で入院をしたことがあり、その時に優しくしてくれた看護師に憧れていて自分の将来と向き合うこの高三の時期で看護師になりたいという気持ちが大きくなっていたのだ。
行きたいと思っている短期大学もいくつかあるけど、そのどれもがこの街を遠く離れた場所にしかない。
琥珀とは必然的に遠距離恋愛になってしまう。
それを伝えたところで琥珀は「だからなんだよ?」って言うに決まっている。…私はそれが嫌だった。
琥珀と繋いでいた手に思わず力を込めてしまう。
「美来?」
「…私も地元の大学適当に受けるかなぁ。やりたいこととか特にないし、一応大学だけは行っとこうかなって」
それが、私が琥珀についた初めての嘘だった。
本当はずっと私には夢があった。
小さい頃に病院で胃腸炎で入院をしたことがあり、その時に優しくしてくれた看護師に憧れていて自分の将来と向き合うこの高三の時期で看護師になりたいという気持ちが大きくなっていたのだ。
行きたいと思っている短期大学もいくつかあるけど、そのどれもがこの街を遠く離れた場所にしかない。
琥珀とは必然的に遠距離恋愛になってしまう。
それを伝えたところで琥珀は「だからなんだよ?」って言うに決まっている。…私はそれが嫌だった。

