「兄貴は力があるから尊敬されていたのもあるし、明るい人柄から誰からも好かれていた。トップって恐れられるのが普通だけど、兄貴の時だけは違って妬むものは誰一人いなかった。そんな兄貴に俺はずっと憧れていた。こんな人になりたいって、誰よりも近くにいたからこそ強く思ってトップを目指そうと思ったんだ」
「そうだったんだ…」
「それなのに俺はいつの間にか力で人を支配しようとしていた。そうする方が簡単だったからな。…だけど、星奈、おまえと出会って俺は変わった」
「…え?」
「兄貴と似た力を持っているおまえは、簡単に人の心を変えられる。そんな俺ができなかったことを簡単にできる星奈のことでいつだって俺は頭がいっぱいなんだよ」
そっと琥珀の手が伸びてきて、私の頭を優しく撫でてきた。
「み、美来さん、はどうしたの…」
「は?美来?」
甘い雰囲気にいてもたってもいられなくなり、自分から美来さんの話を振ってしまう。
「より戻したんじゃ…ないの?」
「そうだったんだ…」
「それなのに俺はいつの間にか力で人を支配しようとしていた。そうする方が簡単だったからな。…だけど、星奈、おまえと出会って俺は変わった」
「…え?」
「兄貴と似た力を持っているおまえは、簡単に人の心を変えられる。そんな俺ができなかったことを簡単にできる星奈のことでいつだって俺は頭がいっぱいなんだよ」
そっと琥珀の手が伸びてきて、私の頭を優しく撫でてきた。
「み、美来さん、はどうしたの…」
「は?美来?」
甘い雰囲気にいてもたってもいられなくなり、自分から美来さんの話を振ってしまう。
「より戻したんじゃ…ないの?」

