ヤンキーくんたちに溺愛されてます!

「おーい、月島ー?」



ふと、心虹たちが私を探している声が聞こえてきて、無断でここに来てしまったことを思い出す。



「はっ、いっけない、私戻って…っ」



踵を返そうと足に体重をかけると、ずきりと今までで一番の痛みがきて思わずその場にしゃがみ込む。


…嘘、いつの間にこんなに腫れてたの?



靴下をめくらなくてもパンパンに腫れていることがわかる足首を見て、さっきまで意識しないようにしていたのにズキズキと耐えられないほどの痛みが襲ってくる。



「…乗って」


「…え?」



私に背を向けてしゃがみ込んでいる榊世那が、自分の背中を指さした。



「歩けないんでしょ?ここで放って行くのも面倒くさいことになりそうだから、早く乗って」