ヤンキーくんたちに溺愛されてます!

「な…っ、えらそうになんだよこの…ぐっ!?」



拳を振り上げてきた男が、榊世那の蹴りによって簡単に吹っ飛ぶ。



「今すぐ俺の目の前から消えろ。面倒ごとを増やすなら遠慮なくつぶす」


「もう行こうぜ…っ」



殺気を隠そうともしない榊世那にすっかりびびっている男二人組は、わたわたと逃げていくように行ってしまった。



「…なんで助けたの?別にあんたが来なくても俺一人でなんとかできたし、面倒だから抵抗しなかっただけなんだけど。あんたが来たことで逆に余計面倒なことになりそうだっただろ」


「それは…目の前で殴られてる人がいるのに無視なんてできないよ」


「ほっといてよ。俺、言ったよね?あんたのこと認めてないって。嫌いなんだよ」


「そんなの関係ないよ。それに、榊世那に認められたからなにって話だし、上から目線に言わないで。私だって「弱いやつが嫌いだ」なんて見下してくる人嫌いだし!」



べーっと榊世那に向かって舌を出す。