渚は腕を組んで電車の外を見ている。
あたしはそんな渚の腕をツンと触った。
「…なんだよ」
「送ってくれるの…?」
「まあ…」
そう言う渚の顔はちょっと赤い。
ええっ、何その反応…。
かわいいじゃん…。
それからあたしの最寄り駅まで3駅、照れてるのか渚はあんまり喋ってくれなかった。
「渚、ここ、あたしの最寄り駅」
「あっそ…」
言いながら、一緒に駅を降りる。
ほんとに家まで送ってくれるんだ!
嬉しいな…。
「ここの道をまっすぐ行ったところの家にめっちゃ可愛い犬がいるんだけど、すごい愛想悪いんだよ」
嬉しいあたしは渚に近所の紹介をしていく。
「ハハッ、愛想の良い犬ってなんだよ」
「本当に愛想悪いんだって!」
そんな話をしてたらあっという間に家に着いてしまった。
「ここ、あたしの家」
「ん、じゃあな」
「じゃあね! 今日はほんとにありがと!」
渚はふっと笑ってあたしに軽く手を振った。
あたしは小さくなる渚の背中を見えなくなるまで追っていた。
あたしはそんな渚の腕をツンと触った。
「…なんだよ」
「送ってくれるの…?」
「まあ…」
そう言う渚の顔はちょっと赤い。
ええっ、何その反応…。
かわいいじゃん…。
それからあたしの最寄り駅まで3駅、照れてるのか渚はあんまり喋ってくれなかった。
「渚、ここ、あたしの最寄り駅」
「あっそ…」
言いながら、一緒に駅を降りる。
ほんとに家まで送ってくれるんだ!
嬉しいな…。
「ここの道をまっすぐ行ったところの家にめっちゃ可愛い犬がいるんだけど、すごい愛想悪いんだよ」
嬉しいあたしは渚に近所の紹介をしていく。
「ハハッ、愛想の良い犬ってなんだよ」
「本当に愛想悪いんだって!」
そんな話をしてたらあっという間に家に着いてしまった。
「ここ、あたしの家」
「ん、じゃあな」
「じゃあね! 今日はほんとにありがと!」
渚はふっと笑ってあたしに軽く手を振った。
あたしは小さくなる渚の背中を見えなくなるまで追っていた。



