王城にはいくつか庭がある。
その中の一つ、パーティをする大広間の前にある庭に連れてきて貰った。
バラのアーチが幾重にも続き、その足下にもとりどりのバラが植えられている。
高低差を出すためにつるバラや木立性のバラなどを取りそろえているのも、見て取れた。
「ここは、ハッグス城のローズガーデン、って呼ばれてるんだ」
私をエスコートしながら、デリーがそう説明してくれる。
ローズガーデンと言うだけあって、バラの花がとても綺麗に咲いていた。
「ん?」
「どうしたの?」
「いや……その、ローズガーデン、って言葉になんだか聞き覚えがあって」
デリーが目を細め笑う。
「有名だからね。きっとどこかで聞いたんだよ」
「そうね。確かにここのお城は、とっても絵になるし……」
あーっ! そうか。
そうだそうだ。神さまが言ってた乙女ゲームのタイトルだわ。
確か『ローズガーデンの乙女』だったか? 略して薔薇庭とか言ってた。
ここでバラが一斉に咲いて云々……って。
いや、無理でしょ。
その中の一つ、パーティをする大広間の前にある庭に連れてきて貰った。
バラのアーチが幾重にも続き、その足下にもとりどりのバラが植えられている。
高低差を出すためにつるバラや木立性のバラなどを取りそろえているのも、見て取れた。
「ここは、ハッグス城のローズガーデン、って呼ばれてるんだ」
私をエスコートしながら、デリーがそう説明してくれる。
ローズガーデンと言うだけあって、バラの花がとても綺麗に咲いていた。
「ん?」
「どうしたの?」
「いや……その、ローズガーデン、って言葉になんだか聞き覚えがあって」
デリーが目を細め笑う。
「有名だからね。きっとどこかで聞いたんだよ」
「そうね。確かにここのお城は、とっても絵になるし……」
あーっ! そうか。
そうだそうだ。神さまが言ってた乙女ゲームのタイトルだわ。
確か『ローズガーデンの乙女』だったか? 略して薔薇庭とか言ってた。
ここでバラが一斉に咲いて云々……って。
いや、無理でしょ。
