テキトーに編入した高校の男女比が100:1で、しかもヤンキーだらけだった時のわたしの気持ちを答えよ。

「――そういうときは、『試合に負けて勝負に勝つ』だったらセーフなんだ。その当時のトップは、だいたい8割くらいの目標点を宣言して、それを達成してたら立場防衛ってことにしていたそうだ」

「じゃ、案外ゆるい感じなの?」

「いや。もしダサかったら、勝っていても一発アウトだからな。とにかく格好良くて、多くの生徒の憧れを一身に集めるような人材でなければトップとして君臨できない」

「ウワサに聞く感じ別に実利はなさそうなんだけどそれは本当?」

「ああ」

「ハイリスクローリターンじゃん!」


正直な感想を叫ぶと、東野さんは苦笑いした。

……もしかして。