テキトーに編入した高校の男女比が100:1で、しかもヤンキーだらけだった時のわたしの気持ちを答えよ。

早くキラースマイルから逃れないと、という一心で、あいまいに微笑んで手早く会話を終えてから、わたしは東野さんから視線をそらし、前を向く。

渡された大量の書類に目をやって。

ふー、さっきの笑顔は人を尊死させちゃうよ……とため息をついて。

それから気づいた。


……東野さん、さらっとわたしを「こんな奴」って言いませんでした?