テキトーに編入した高校の男女比が100:1で、しかもヤンキーだらけだった時のわたしの気持ちを答えよ。



ひどい質問も、1つだけなら余裕で耐えられる。

けれど、そもそも授業進度の把握とかでわりとキツいところに、毎時間このような質問攻めをされれば、ちょっと嫌になってくる。



「えっと、ノーコメントじゃダメですか?」

「ダメじゃないけど……」



含みを持たせて、彼らはニヤッと笑う。

不快感しかない。

黒髪さんとは大違いだ。

わたしはちらりと隣の席を見た。

黒髪さんは今も静かに座っている。