不良校の紅一点!?〜最強男子達からの溺愛〜

仁先輩が心配そうに話しかけてくれた

「はい、まだ痛みはありますが、大丈夫です」

私はそう言った

「そっか。よかった!」

安心したように仁先輩は胸を撫で下ろした

「……」


須藤先輩は相変わらず何も言わない

「はあ……愛都もなんか言ってあげなよ。心配してたくせに」

「はぁ!?してねーし!!」

と、突然大声を上げたのでびっくりした。すると、

「……おい、藍奈がびっくりしてるだろ。」

碧くんが低い声でそう言った

「あはは……ごめんごめん」

仁先輩が苦笑いしながら謝った

「つーか、お前ら藍奈にあんま近づくな」

「え?なんで?」

碧くんが突然そう言ったので私もびっくりした

え?なんでだろ……?

「藍奈はもう俺の女だ。だから近づくな」

「あ〜!そういう事か」