不良校の紅一点!?〜最強男子達からの溺愛〜

だけど、私は……その気持ちに答えられないかも、しれない……あの件の事を知られたらきっと呆れられてしまう。そんな女なら告白なんてしなければよかった、と

それは何故か避けたいと思ってしまった

私、どうしたんだろ……胸はドキドキするし、悲しくなったり、嬉しくなったり……病院じゃないよね?

でも……とりあえずあの件を終わらせよう。そして告白の返事をするんだ


私は心の中でそう意気込んだ

そうしていると、授業が始まった

「それでは、体育祭の種目決めをしたいと思います。」

「よしきた!!藍奈ちゃんにかっこいいとこみせるぞー!!」

「藍奈ちゃんは渡さねーぞ!?」

「藍奈ちゃんには俺の事を応援してもらうんだ!!」

うるさ……ってか私の名前なかった?

そう思っていると

「……ッチ。うるせぇな。黙れ」

と碧くんがとても低い声で言った

「「「ひっ!す、すいません!!!!」」」

うわぁ、ダサい

「そ、それでは、出たい種目を言ってください……」

ほらそんなことするから安西先生縮こまったじゃん