不良校の紅一点!?〜最強男子達からの溺愛〜

「……ほらな?だから一緒に食べるぞ。もう拒否権ねぇから」

えぇ……せめて拒否権あって欲しかったな……

今日だけ、今日だけ一緒に食べよう

「……わかった。一緒に食べよう」

「おう。お前は俺の隣な」

「……わかった」

隣かー、床じゃないだけマシか

そう思うことにして、碧くんの隣へ座った

「じゃあ、食べよっか」

そう仁先輩が言って各々食べ始めた

「……いただきます」

私はそう言ってお弁当を広げた

「……おぉ。藍奈ちゃんのご飯、美味しそうだね!自分で作ったの?」

「はい。一人暮らしなので」

「へぇ〜!すごいね。美味しそう」

そう仁先輩が言った

……よく見るとみんな菓子パンだな

「……少し食べますか?仁先輩」

私は仁先輩にそう提案した

「……え?いいの?そんなつもりで言った訳じゃないのに……」