ことなかれ主義令嬢は、男色家と噂される冷徹王子の溺愛に気付かない。

ランクイン履歴

ファンタジー3位(2024/12/05)

ファンタジー

ことなかれ主義令嬢は、男色家と噂される冷徹王子の溺愛に気付かない。
作品番号
1738946
最終更新
2024/11/19
総文字数
234,395
ページ数
172ページ
ステータス
完結
PV数
209,987
いいね数
85
ランクイン履歴

ファンタジー3位(2024/12/05)

リリーシュ・アンテヴェルディ公爵令嬢は、ほんわかとした女性だった。公爵令嬢という華やかな生活にはさほど興味はなく、ただ家族で慎ましかに幸せに生活できればそれで十分だと思っていた。
両親は彼女とは正反対の浪費家で派手好き。けれど家族仲は悪くない。リリーシュは、父のことも母のことも愛していたのだ。
そんなある日、アンテヴェルディ家は姑息な伯爵家に騙され多額の負債を背負ってしまう。そしてタイミングを見計らったかのように、彼女に婚約話が舞い込んできた。相手は女嫌いで暴力的で更には男色家と噂される、国の第三王子。
嫁ぐ前から幸せなど望めないことが明白な結婚だったが、リリーシュは特に悲観することもなくすんなりその話を受け入れる。
初めて会う第三王子は案の定、リリーシュに至極冷たい。凍てつくような瞳で彼女を蔑み、金に目が眩んだ女だと罵倒した。だが、彼女にはちっとも響かない。別に強がっているわけではないのだ。
なぜなら、リリーシュの幼馴染もかつては冷たく天邪鬼な性格で、王子がその面影に瓜二つだったからだ。
リリーシュは、全てを受け入れる女性だった。いかなる仕打ちも酷い言葉も、彼女には響かないのだ。

※別名義で他サイトにも掲載中。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

良かったですね(^ー^)💡スゴく❗🎵ウフフ✨

ひめかさん
2024/11/21 22:54

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