そのおかげで塾の先生にも、お母さんにも、その高校を受験することを認めてもらえた。 模試だって、ちゃんとA判定だった。 だから、今までの私を無駄にしないように、支えてくれた人のために、頑張りたいって思う。 そう思うようになれたのも、きっと朝喜くんだな。 って、結局朝喜くんのことを考えちゃう。 早く塾にいこう。 勉強をしてれば、しているときだけは、朝喜くんのことを忘れられるんじゃないかって思うから。 私はシャワーを浴びて、腫れた目を冷やす。 食欲がないからと、ご飯を食べずに塾へ急いだ。