一日がこんなに長いなんてことがあるだろうか。
待ち焦がれ恋焦がれ、ようやく訪れた放課後。
「…はぁ」
今すぐ飛んで帰ろうと立ち上がりかけたところ。
俺が鬼気迫ったような顔をしていることに気がついたのか、エルスキーが声をかけてきた。
「おいおい、大丈夫かルナニア。そんなに歯医者が憂鬱か?」
思わず、あ゙?って言いそうになった。
危ない危ない。素が出るところだった。
「俺、そんなに分かりやすいです?」
「今から戦場に行く兵士みたいな顔してるぞ」
本当はルルシーに早く会いた過ぎてこうなってるのだが。
歯医者に行くという言い訳はなかなか効果的だったようだな。
「苦手なんですよー…。歯医者…」
「誰だって苦手だよ。ほら、頑張ってこい」
「はーい。逝ってきまーす…」
わざと涙目になって見せ、エルスキーと、アシベルにも手を振って教室を出る。
そのまま早足で校門まで向かう。
校門を抜けて裏路地に入れば、もうこっちのものだ。
「…うふふ。今会いに行きますからね、ルルシー」
俺はルナニアの皮をひっぺがして、素に戻った。
このときの顔をクラスメイトの誰かが見ていたら、明日は大惨事になっていたことだろう。
待ち焦がれ恋焦がれ、ようやく訪れた放課後。
「…はぁ」
今すぐ飛んで帰ろうと立ち上がりかけたところ。
俺が鬼気迫ったような顔をしていることに気がついたのか、エルスキーが声をかけてきた。
「おいおい、大丈夫かルナニア。そんなに歯医者が憂鬱か?」
思わず、あ゙?って言いそうになった。
危ない危ない。素が出るところだった。
「俺、そんなに分かりやすいです?」
「今から戦場に行く兵士みたいな顔してるぞ」
本当はルルシーに早く会いた過ぎてこうなってるのだが。
歯医者に行くという言い訳はなかなか効果的だったようだな。
「苦手なんですよー…。歯医者…」
「誰だって苦手だよ。ほら、頑張ってこい」
「はーい。逝ってきまーす…」
わざと涙目になって見せ、エルスキーと、アシベルにも手を振って教室を出る。
そのまま早足で校門まで向かう。
校門を抜けて裏路地に入れば、もうこっちのものだ。
「…うふふ。今会いに行きますからね、ルルシー」
俺はルナニアの皮をひっぺがして、素に戻った。
このときの顔をクラスメイトの誰かが見ていたら、明日は大惨事になっていたことだろう。

