突然立ち止まってどうしたのか、と頭を持ち上げると、いつの間にかこちらを振り返っていた翠くんと視線が絡み合う。
そして、翠くんの人差し指があたしの眉間辺りに当てられたかと思えば、ぐりぐりと強く押し付けれた。まるでお仕置だ、とでも言うように。
え、なになにっ、めっちゃ痛いんですけどっ!
「ねぇ。俺に迷惑掛けたって自覚あるならさ、これからはもっとちゃんと考えて行動しなよ。あんたっていっつも自分は男運ないって嘆いてるけど、毎回のように相手に言い寄られるまま流されて付き合うあんたもだいぶ悪いでしょ。」
「うっ、ご、ごもっともです…」
「これからは外面だけに騙されるんじゃなくて相手のことをちゃんと見てちゃんと考えなよ。それでいいなって思ったら姉さんとか周りの人間に相談しろ。あんたよりは見る目あるはずだから。」
ううっ、全てが正論過ぎてぐうの音も出ない。翠くんの刺々しい言葉がガラスのハートに突き刺さって涙さえ出てきそうになる。
だけど、、
翠くんがこんな風に厳しいことを言うのは、きっとあたしのためで。
あたしのことを思って説教してくれている相手に対して落ち込んだ姿を見せるなんてそれこそ最低な人間に成り下がりそうな気がした。
ばんっ!と両頬を思いっきり叩いて、気持ちを切り替える。翠くんに「やばいだろ、こいつ」みたいな目で見られてちょっとショック。
「ありがとう、翠くん。あたしのこと心配してくれてたんだね」
「……は?俺は別にあんたの心配とかしてないから。変な勘違いすんな。」
翠くんは眉間に皺を寄せるとツンっと冷たく顔を逸らして、右耳に触れていた。そう言えば、前に碧心から聞いたことがある。
翠くんは嘘吐く時、右耳を触る癖があるって。
そして、翠くんの人差し指があたしの眉間辺りに当てられたかと思えば、ぐりぐりと強く押し付けれた。まるでお仕置だ、とでも言うように。
え、なになにっ、めっちゃ痛いんですけどっ!
「ねぇ。俺に迷惑掛けたって自覚あるならさ、これからはもっとちゃんと考えて行動しなよ。あんたっていっつも自分は男運ないって嘆いてるけど、毎回のように相手に言い寄られるまま流されて付き合うあんたもだいぶ悪いでしょ。」
「うっ、ご、ごもっともです…」
「これからは外面だけに騙されるんじゃなくて相手のことをちゃんと見てちゃんと考えなよ。それでいいなって思ったら姉さんとか周りの人間に相談しろ。あんたよりは見る目あるはずだから。」
ううっ、全てが正論過ぎてぐうの音も出ない。翠くんの刺々しい言葉がガラスのハートに突き刺さって涙さえ出てきそうになる。
だけど、、
翠くんがこんな風に厳しいことを言うのは、きっとあたしのためで。
あたしのことを思って説教してくれている相手に対して落ち込んだ姿を見せるなんてそれこそ最低な人間に成り下がりそうな気がした。
ばんっ!と両頬を思いっきり叩いて、気持ちを切り替える。翠くんに「やばいだろ、こいつ」みたいな目で見られてちょっとショック。
「ありがとう、翠くん。あたしのこと心配してくれてたんだね」
「……は?俺は別にあんたの心配とかしてないから。変な勘違いすんな。」
翠くんは眉間に皺を寄せるとツンっと冷たく顔を逸らして、右耳に触れていた。そう言えば、前に碧心から聞いたことがある。
翠くんは嘘吐く時、右耳を触る癖があるって。
