思ってもないことを平然と呟いたせいで、直の顔を見ることができずにちょっぴり俯いて、地面についたり離れたりするスニーカーを見つめた。 “申し訳ない”なんて大嘘を申し訳なさそうに呟くわたしはほんとうに性格がわるいから、いつか天罰が下るだろう。 茉耶のためを思うふりをした、自分のため。応援できない自分を守って、茉耶に頼らせないようにするための防御。 その要因はただの幼なじみに対する身勝手な独占欲。 ほんとうに、最低だねわたし。めんどうで性格がわるくて、どうしようもない。