低温を綴じて、なおさないで




|
|
|
|
✿
|
|




──ずっと大きな嘘をついていたのは、私のほうだ。


傷ついたふりをしようとふたりの逢瀬に割り込んだのに、けっきょくはあのひとのことしか頭になかったせい。



口が、滑った。