わたしのおねがいの、肯定と了承。 熱っぽく薄まったきみの目を今度はわたしがとらえて離さず、また、どうしようもなく涙が止まらなくなった。 こんな気持ちはやくなくなってよ、いつまでいるの、はやくきえてよ、…………きえないで。 受け入れたきみの甘い熱に、うかされてしまったのは、たった一度、そのときだけ。