浅黄色の恋物語

 今でも覚えていることが有る。
夜になって何気に居間に置いてあるテレビを写してみた。
おばちゃんたちも揃っててみんなで夕食を囲んでいた。
 テレビはバラエティー化何かをやっていた。
現像されて戻ってきた写真を見てぼくは驚いた。
 おばちゃんたちはふつうに映っているのにブラウン管の向こうの人たちは真っ蒼に映っていた。
その写真はその後、箪笥の奥深くに埋もれていったんだ。 何だったんだろう?

 さてさて今の治療院に戻ってきて半年が経ちました。
半年なんてあっという間だねえ。
8月まで仕事は増えてきたんだけど、その後の動きは全く有りません。
ただいま頭打ちの最中ですわ。
保険診療だとタバコ代にもならないから何とかしたいんだけどなあ。
 でも政府の皆様はみんなが金持ちだから貧乏人の気持ちなんて分からない。
分かれば政治なんてやってられなくなるからねえ。
そうだろう? 石破先生。