浅黄色の恋物語

 世の中、不条理なことが多過ぎるなあ。 それを乗り越えないと磨かれた人間とは言えないらしい。
ぼくだって潰れそうになったことは何回も有るよ。 友人に道を塞がれたことだって。
 その中で懸命に道を開いてきた。 だから今が有る。
部屋でのんびりしていても頭の中はものすごい速度で回転し続けている。 環境を変えるために何をすればいいのか?
 実際、今住んでいる北斗市は福祉に優しい町だって宣伝されている。 本当にそうなの?
中に居るとよく分かるよ。 政策はものすごーく偏ってる。
 男女共同とか環境保護とかsbgsとか少子化とかいう問題には金を注ぎ込んででも何かをやろうとしている。
でもその一方で障碍者福祉はまったく考えられていない。 どういうことなんだろう?
 おそらくね障害基礎年金とヘルパー制度が有るからいいだろうっていう思い込みが有るんだ。
だから道路などのインフラ整備はまったくやらない。 突っ込まれたら「予算が無いから。」なんて言い訳をする。
 他に使う予算はいくらでも有るのにねえ。 本当に福祉都市になる気が有るのかなあ?
そんな町で暮らしているわけですよ。 「何処にでも行けるようにしたい。」って言うとね「じゃあヘルパーに相談しなさい。」って返してくる。
本当に市民のことを考えてるのかなあ?
 そうやってイライラしたり落ち込んだりしながら一方では久子姉さんのことを考えてます。 どっか可愛い人だよね。
たまにしか会わないからそう思うのかもしれないけど。
 でもそれだっていいじゃない。 仄かな恋ってやつでしょう?
確かにね、ぼくは施術者だから偏った見方をしてはいけないの。 「あの人にはこうで私にはこうなのか?」って突っ込まれるから。
 でもさあバレンタインチョコを貰っちゃったんだよね。 何を変えそうかな?
毎日通ってるんならマシュマロでもいいんだけど時々なんだしさあ、それにグループホームだから、、、。
食べ物だとまずいよねえ? これだから悩むのよ。
 ってなわけで朝となく夜となく悩むわけです。 何をしようかな?
それにね、職員さんからも貰っちゃったのよ。 義理ですチョコ。
だからさあ出来れば同じ物を返そうかな。 うん、そうしよう。