浅黄色の恋物語

 若いからどうとか、年寄りだからどうとか言う人は居るけれど、恋愛に年なんて関係無いと思うんだよね。
70を過ぎても恋愛してる人は居るし、30代でも恋愛を諦めている人だって居る。
 その人がどう思うかってことが大事なんだと思う。
ただね、思うんだ。 エッチなことに興味が無くなってしまったら人は一気に老けるね。
 これは男ばかりじゃない。 女にも言えることだよ。
だからぼくはよく話をする。
 「私はもう女じゃないから。」なんて言うのはやめなさいって。
 そう思うのは生理が有るとか無いとかいうことだけで、その人が女じゃなくなったわけじゃないんだから。
だってさ、生理が無くなったからっていきなり男みたいな体になるわけじゃないんだよ。
確かに精神的にはアンバランスになったりするかもしれないけど女らしい気遣いが無くなったり男っぽくなったりするわけじゃないんだよ。
 60を過ぎても80を過ぎても女は女なんだ。 そこを忘れないでもらいたい。
これまで通りに生きていけばいい。 飾ることも要らないしそのままでいいから。
 そこにセックスがどうかって話が出てくるわけだね。
何も合体しなきゃセックスじゃないとは思わないよ ぼくは。
 先に書いたとおりに手を握っただけでも感じる物は有るはずだし、同じ空間を共有できるだけでも感じ取れる物は有るはずだ。
その人、そのカップルにしかない時間を過ごしてもらえたらそれでいいと思うよ。
 そんなこんなでぼくは久子姉さんのことを考えながら今日も一日を過ごすんです。
 これまでいろんな人たちと会ってきた。
マッサージだけを見てもものすごい人数だと思う。
体格も性格も寿命も体力もみんな違う。
 その中で一つの目標としてぼくが居た。
職場を去るたびにそこで会ってきた人たちのことを思い出す。
 在職中に亡くなった人だって居るし、辞職後に亡くなった人も居る。
通わなくなった人たちも居れば、最後まで来てくれた人も居る。
 仲良しだった人も居れば喧嘩した人も居る。
本当に様々な人たちに囲まれていたことを今更ながらに思う。
 ぼくはやっぱり渡り鳥なんだね。
次に会ったらどんな話をするんだろうなあ?