老健で働き始めた最初の頃、一人のおじいちゃんが居た。
その人は見るからに優しそうな人だった。 マッサージをしながらいろんな話をしたね。
ある日、いつものようにマッサージをしていると「いやいや、いい先生に会えたんだ。 有り難い有り難い。」ってずっと言ってるのを聞いた。
(不思議なことを言うもんだなあ。)ってぼくは聞いていた。
翌日、出勤したらデーサービスの職員が神妙な顔で話し合っているのが聞こえた。
よく聞いてみると「あの人、昨日の夜に亡くなったんだよね。 昼から葬式だ。」って話していた。
「誰の葬式なの?」って聞いてみたら「昨日、マッサージをしてたあのおじいちゃんだよ。」って教えてくれた。
「いい先生に会うことが出来た。 有り難い。」って言ってたのは死ぬことが分かっていたからなんだね。
まだまだ25歳の時だった。 感動したよ。
その人は見るからに優しそうな人だった。 マッサージをしながらいろんな話をしたね。
ある日、いつものようにマッサージをしていると「いやいや、いい先生に会えたんだ。 有り難い有り難い。」ってずっと言ってるのを聞いた。
(不思議なことを言うもんだなあ。)ってぼくは聞いていた。
翌日、出勤したらデーサービスの職員が神妙な顔で話し合っているのが聞こえた。
よく聞いてみると「あの人、昨日の夜に亡くなったんだよね。 昼から葬式だ。」って話していた。
「誰の葬式なの?」って聞いてみたら「昨日、マッサージをしてたあのおじいちゃんだよ。」って教えてくれた。
「いい先生に会うことが出来た。 有り難い。」って言ってたのは死ぬことが分かっていたからなんだね。
まだまだ25歳の時だった。 感動したよ。


