The previous night of the world revolution

…話を戻そう。

俺を強姦しようとしたその男を、俺は殺した。

言ってもやめなかったからである。

こういう奴はもう殺した方が良い。タダで犯されてたまるものか。

そう思って、いつもの仕込みナイフで首を掻ききった。噴き出した返り血が、顔にかかって不快だった。

「…この野郎」

のろのろと起き上がり、身体の上に覆い被さった男の死体を払い除ける。

…こいつ、俺の服破りやがった。

一帳羅だぞこれ。

どうすんだよこの服…。朝までこのままかよ。

犯されそうになったことより、お気に入りだった服を破かれたことに腹が立った。

苛立紛れに死体を蹴り飛ばした、俺のもとに。



…そいつは、現れた。

「…あぁ、なんだ殺しちゃったの」