The previous night of the world revolution

帝国騎士団がそうするであろうことは分かっていた。

全ての非合法組織を弾圧し、弱らせる。弱らせた上で、排除する。

まぁ、やれば出来るだろう。犠牲は多いだろうが、やろうと思えばなんとか出来るだろう。

非合法組織といえど、ルティス帝国という大きな国の一部に過ぎない。国そのものに、抗える訳ではない。

このまま放っておけば、天下の『青薔薇連合会』といえど、ただでは済まない。

そんなことは、俺達にも分かっていた。

分かっていたからこそ、こちらも動いた。

帝国騎士団に潰されない為。つまり…自分達の生存を守る為、ではない。

帝国騎士団を、女王ローゼリアを、制する為。

対等の立場ではない。こちらを上にし、あちらを下にする為に。

俺は、秘密の真実を、周知の事実にした。