The previous night of the world revolution

一度目は、帝国騎士官学校時代のとき。

そして二度目は、俺が生きることを諦めたとき。

「あなたは俺の救世主なんですよ」

「…へぇ」

へぇ、って。

もう少し、何か良い反応はないものか。

さては、本人は自覚がないな?

「俺は別に、お前の救世主になんか、なりたくないけどな」

「えぇぇ~…?じゃあ何になります?」

「…何かな。お前の隣にいられるなら、俺は何でも良いよ」

成程、それは良い。

じゃあ、俺もそれで。

「それなら救世主でも良いじゃないですか」

「それは駄目だ。対等じゃない」

「ルルシー我が儘~」

「うるさい」

でも、俺はそんなあなたが好きですよ。