「ほら、ルレイア。飲め」
ようやく吐き気が収まってきた頃。
ルルシーは、砂糖と塩を混ぜて作った経口補水液のコップを差し出してくれた。
「んん…」
「ゆっくり飲めよ」
「…はい…」
ルルシーの経口補水液が、身体に染み渡るようだった。
あぁ、命の危機を脱した。危ないところだった。
「それで?お前ら何やってたんだ」
俺がほっと一息ついたところで、ルルシーが尋ねた。
「…」
「…」
俺もだが、シュノさんもなかなかに答えにくい質問である。
「そもそもあれは何なんだ。毒か?」
シュノさんの手料理、毒扱い。
ルルシーもまさか、あれが食べ物だとは思ってなかろうな。
だからルルシーは、さっきから懐疑的なのである。何故自ら毒を食らうようなことをするのかと。
違うのである。あれは毒などではないのである。
…多分。
「あれ何なんだ、ルレイア」
答えたくはない。シュノさんの名誉の為にも、答えなくはないが…。
…しかし、答えない訳にもいかなかった。
「…シュノさんの、手料理です」
「…え」
「シュノさんお手製の、料理です」
「…」
お願いだから、こいつ頭大丈夫か、みたいな目で見ないでください。
泣きたくなってくる。
ルルシーは、しばし俺を、そしてテーブルの上の毒(シュノさんの手料理)を、最後にシュノさんを順番に見つめ。
「…お前ら、何なんだ…?」
出てきた言葉は、それであった。
そんなの、俺が聞きたいくらいである。
「これ…これが料理だと…?」
人並み以上に料理は出来るルルシー。彼には、シュノさんが作ったそれが、食べ物だと信じられないようだった。
「シュノ、一体何をどうやったらこうなるんだ。まさかルレイアを毒殺するつもりじゃなかったんだろう?これは事故か?」
「毒殺なんてしない。でも…その…」
「そもそもこれは、何なんだ?何を作ろうとしてこうなった?原材料は何だ?」
「…ポテトサラダ…」
シュノさんは、消え入りそうな声で答えた。
これ、ポテトサラダだったのか。全然気がつかなかったし、これでポテトサラダだと気づけたらその人は神だ。
こんなの、俺の知ってるポテトサラダじゃない。
そもそも色が緑。これにはポテサラーズもびっくりである。
「ルレイア、いつもポテトサラダのお話ししてるから…好きなのかと思って…」
「ポテトサラダの話と言うよりは…『ポテサラーズ』の話だと思うがな…」
そうか。俺がいつも『ポテサラーズ』について語っていたから、わざわざポテトサラダを作ってくれたのか。
非常にいじらしくて可愛いが、食べられるものを出して欲しかった。
「ということは…これ、原材料は主にじゃがいもか…?」
「うん…」
「…」
どうやったら、じゃがいもからこんなスライムを作れるのか。
やはりシュノさんは、錬金術師なんじゃないかと思う。
ようやく吐き気が収まってきた頃。
ルルシーは、砂糖と塩を混ぜて作った経口補水液のコップを差し出してくれた。
「んん…」
「ゆっくり飲めよ」
「…はい…」
ルルシーの経口補水液が、身体に染み渡るようだった。
あぁ、命の危機を脱した。危ないところだった。
「それで?お前ら何やってたんだ」
俺がほっと一息ついたところで、ルルシーが尋ねた。
「…」
「…」
俺もだが、シュノさんもなかなかに答えにくい質問である。
「そもそもあれは何なんだ。毒か?」
シュノさんの手料理、毒扱い。
ルルシーもまさか、あれが食べ物だとは思ってなかろうな。
だからルルシーは、さっきから懐疑的なのである。何故自ら毒を食らうようなことをするのかと。
違うのである。あれは毒などではないのである。
…多分。
「あれ何なんだ、ルレイア」
答えたくはない。シュノさんの名誉の為にも、答えなくはないが…。
…しかし、答えない訳にもいかなかった。
「…シュノさんの、手料理です」
「…え」
「シュノさんお手製の、料理です」
「…」
お願いだから、こいつ頭大丈夫か、みたいな目で見ないでください。
泣きたくなってくる。
ルルシーは、しばし俺を、そしてテーブルの上の毒(シュノさんの手料理)を、最後にシュノさんを順番に見つめ。
「…お前ら、何なんだ…?」
出てきた言葉は、それであった。
そんなの、俺が聞きたいくらいである。
「これ…これが料理だと…?」
人並み以上に料理は出来るルルシー。彼には、シュノさんが作ったそれが、食べ物だと信じられないようだった。
「シュノ、一体何をどうやったらこうなるんだ。まさかルレイアを毒殺するつもりじゃなかったんだろう?これは事故か?」
「毒殺なんてしない。でも…その…」
「そもそもこれは、何なんだ?何を作ろうとしてこうなった?原材料は何だ?」
「…ポテトサラダ…」
シュノさんは、消え入りそうな声で答えた。
これ、ポテトサラダだったのか。全然気がつかなかったし、これでポテトサラダだと気づけたらその人は神だ。
こんなの、俺の知ってるポテトサラダじゃない。
そもそも色が緑。これにはポテサラーズもびっくりである。
「ルレイア、いつもポテトサラダのお話ししてるから…好きなのかと思って…」
「ポテトサラダの話と言うよりは…『ポテサラーズ』の話だと思うがな…」
そうか。俺がいつも『ポテサラーズ』について語っていたから、わざわざポテトサラダを作ってくれたのか。
非常にいじらしくて可愛いが、食べられるものを出して欲しかった。
「ということは…これ、原材料は主にじゃがいもか…?」
「うん…」
「…」
どうやったら、じゃがいもからこんなスライムを作れるのか。
やはりシュノさんは、錬金術師なんじゃないかと思う。


