The previous night of the world revolution

シュノさんに大見得を切って、俺がやったことは。

何のことはない。いつもやっていることだ。

いつも通り。

いつも通り…女を落とした。

シュノさんの言う通りガードが固くて、少し苦労したが。

人間である限り、性欲からは逃れられないということだ。

相手がレズビアンでない限り、俺の手にかかって落とせない者はいない。

俺は件の組織の女性に目をつけ、その人とお近づきになり。

一晩を共に過ごし、あっという間に虜にさせた上で。

色々と、必要な情報を聞き出した。

で、聞き出させた後で殺した。

まぁ、結局はこんなもんである。

死体の処理をエリュシアに任せ、ついでに俺の『事後』のフェロモンにやられてメロメロのエリュシアの相手もしてあげてから。

翌日、早速アシュトーリアさんに報告に行った。

本当はその日にすぐ行きたかったのだけど、『事後』はルレイアフェロモンが、なんてルルシーが言うから。

全く、人をフェロモン噴霧器みたいに言うのはやめてもらいたい。