The previous night of the world revolution

入院生活が二年を過ぎてもなお、状態は相変わらず良くならなかった。

そして、ルルシーも相変わらず、俺を見放さずにいた。

俺は鬱々とした毎日を送っていたし、良くなったり悪くなったりを繰り返しいた。

変わったのは、精々…俺の諦めがついたくらいだ。

自分は一生病院から離れられないのだと確信していた。もう二度と治ることはないと。

確かに、治ることはなかった。

俺はこの後、あることがきっかけで退院し、精力的に生活することが出来るようになるのだが。

それでも、本当の意味で…医療スタッフが本当に望む意味での回復は、なかった。

心の傷が癒えたから、俺は元気を取り戻したのではない。

悲しみを全て、別の感情に置き換えることで…俺は生きる気力を取り戻しただけなのだ。







…きっかけは、テレビであった。