The previous night of the world revolution

「…」

姉が去った部屋の中で、俺はぼんやりと虚空を見上げた。

…そうか。

…そういう風に、言いますか。

…信じてたんだけどなぁ。

信じていたのは俺だけでしたか。そうですか。

…一年間、毎日辛かったけど。

正直、今日が一番辛かったよ。

つまり俺は、一人ぼっちってことですね。辛いのもしんどいのも苦しいのも全部、全部、全部一人で背負っていかなきゃならないんですね。

そりゃあ、俺は立派な騎士になれるでしょうね。

これだけの苦痛に六年も耐えれば、辛いことなんてもう何もないでしょうね。

姉さん、俺はあなたのことがとても好きだけれど。信用しているし、尊敬しているけれど。





…今日のことは、生涯忘れないよ。



俺は心の中に、そう誓った。