というわけで、渋る夏葉を無理矢理納得させ、夏葉の実家に行くことになった。
お母さんが住んでる夏葉の実家は千葉県寄りの東京にあるらしい。
お姉さんはそこからちょっとだけ離れた都内に一人で住んでるんだって。
ちなみにお父さんも都内に住んでるみたいだ。
夏葉の実家へは、練習がてらあたしの運転で行くことになった。
緊張するけど頑張る!
そして、当日。
夏葉のいつも乗ってる左ハンドルの車じゃなくて、家から借りてきた右ハンドルの車。
夏葉を助手席に乗せて出発~!
「穂風、肩張りすぎ」
「だって緊張するもん…」
「何に? 運転? 実家?」
「どっちも…」
あたしがそう言うと、夏葉が左手であたしの頬を軽くつねった。
「なに…」
「可愛いなと思って。あんま緊張すんなよ? 運転も普通に上手いし」
そう言われたら頑張っちゃうけど…。
ドキドキする~…。
それでもなんとか着いた夏葉の実家。
こじんまりした綺麗な一軒家だ。
って待って、ガレージにバックで車入れられない…。
「夏葉…」
「俺が補助してやるから軽くアクセル踏んで」
夏葉がそう言って助手席から左手でハンドルを持った。
夏葉の真剣そうな顔が視界に入って、さっきとは違う意味でドキドキ。
夏葉って本当にかっこいい…。
そして、無事に車庫入れが出来た。
ふう…。
そのとき、家から綺麗な女の人が出てきた。
茶髪で肌が焼けた美人。
夏葉のお姉さん!?
慌てて車から降りて挨拶した。
「こんにちは…! 夏葉…さん、とお付き合いさせていただいてる、岩崎穂風です!」
「うわ~こんにちは! 可愛い~~! こんな可愛い子がうちの夏葉と…。あっ、あたし、夏葉の姉の絵奈です! よろしく!」
お母さんが住んでる夏葉の実家は千葉県寄りの東京にあるらしい。
お姉さんはそこからちょっとだけ離れた都内に一人で住んでるんだって。
ちなみにお父さんも都内に住んでるみたいだ。
夏葉の実家へは、練習がてらあたしの運転で行くことになった。
緊張するけど頑張る!
そして、当日。
夏葉のいつも乗ってる左ハンドルの車じゃなくて、家から借りてきた右ハンドルの車。
夏葉を助手席に乗せて出発~!
「穂風、肩張りすぎ」
「だって緊張するもん…」
「何に? 運転? 実家?」
「どっちも…」
あたしがそう言うと、夏葉が左手であたしの頬を軽くつねった。
「なに…」
「可愛いなと思って。あんま緊張すんなよ? 運転も普通に上手いし」
そう言われたら頑張っちゃうけど…。
ドキドキする~…。
それでもなんとか着いた夏葉の実家。
こじんまりした綺麗な一軒家だ。
って待って、ガレージにバックで車入れられない…。
「夏葉…」
「俺が補助してやるから軽くアクセル踏んで」
夏葉がそう言って助手席から左手でハンドルを持った。
夏葉の真剣そうな顔が視界に入って、さっきとは違う意味でドキドキ。
夏葉って本当にかっこいい…。
そして、無事に車庫入れが出来た。
ふう…。
そのとき、家から綺麗な女の人が出てきた。
茶髪で肌が焼けた美人。
夏葉のお姉さん!?
慌てて車から降りて挨拶した。
「こんにちは…! 夏葉…さん、とお付き合いさせていただいてる、岩崎穂風です!」
「うわ~こんにちは! 可愛い~~! こんな可愛い子がうちの夏葉と…。あっ、あたし、夏葉の姉の絵奈です! よろしく!」



