そのまま穂風の家まで穂風を送り届け、悠星は俺の家へ…。
「…お前、明日俺がお前ん家まで車取りに行くから俺の車で今日帰れよ」
「いいじゃん別に、泊めてよ」
「俺ん家狭いんだから泊まる場所なんかねえよ…」
「どうせ穂風もこの家泊まったことあるだろ」
穂風は可愛いからいいけど、なんで俺がこんなデケェ男とこの家で一晩明かさないといけねえんだよ!
「穂風とお前を同じだと思うなよ…」
「はいはい。風呂ここ? やらしいね」
何がだよ!
そのまま居座り続ける悠星に、俺は半ば諦めモード。
結局風呂と部屋着を提供した。
「じゃあ俺は寝るからな」
悠星を畳で寝かせ、俺はベッドへ…。
って…。
「おい! なんで入ってくんだよ!」
「いいじゃん、畳で寝ると身体バキバキだし、この家寒いし」
「まじでいい加減にしろ…」
ベッドが狭すぎる…。
悠星に背中を向け、穂風と寝る前に軽くSNSでやりとりをする。
『じゃ、おやすみー』
『ん、おやすみ』
スマホを枕元に置いて、俺はそのまま寝る姿勢。
って、背後にデカイ男がいるせいで寝れねえし…。
くそ…。
「悠星、お前まじ…」
「なあ、夏葉くん」
俺が悠星にもう一度文句を言おうとした瞬間、悠星が口を開いた。
「俺、もっと伸びるかな?」
「なんの話だ?」
「サーフィン。やっぱりこの前の大会悔しかったし。もっと世界で活躍できるサーファーになりてえよ、俺」
「…」
なんの話かと思えば…。
悠星は、いつも感情がなさそうなオーラを出してるが、実は熱い物を持ってる。
「…お前、明日俺がお前ん家まで車取りに行くから俺の車で今日帰れよ」
「いいじゃん別に、泊めてよ」
「俺ん家狭いんだから泊まる場所なんかねえよ…」
「どうせ穂風もこの家泊まったことあるだろ」
穂風は可愛いからいいけど、なんで俺がこんなデケェ男とこの家で一晩明かさないといけねえんだよ!
「穂風とお前を同じだと思うなよ…」
「はいはい。風呂ここ? やらしいね」
何がだよ!
そのまま居座り続ける悠星に、俺は半ば諦めモード。
結局風呂と部屋着を提供した。
「じゃあ俺は寝るからな」
悠星を畳で寝かせ、俺はベッドへ…。
って…。
「おい! なんで入ってくんだよ!」
「いいじゃん、畳で寝ると身体バキバキだし、この家寒いし」
「まじでいい加減にしろ…」
ベッドが狭すぎる…。
悠星に背中を向け、穂風と寝る前に軽くSNSでやりとりをする。
『じゃ、おやすみー』
『ん、おやすみ』
スマホを枕元に置いて、俺はそのまま寝る姿勢。
って、背後にデカイ男がいるせいで寝れねえし…。
くそ…。
「悠星、お前まじ…」
「なあ、夏葉くん」
俺が悠星にもう一度文句を言おうとした瞬間、悠星が口を開いた。
「俺、もっと伸びるかな?」
「なんの話だ?」
「サーフィン。やっぱりこの前の大会悔しかったし。もっと世界で活躍できるサーファーになりてえよ、俺」
「…」
なんの話かと思えば…。
悠星は、いつも感情がなさそうなオーラを出してるが、実は熱い物を持ってる。



