満月な夜

帰り際、ゆうまは追いかけてこなかった。


前みたいに追いかけてきて後ろから抱きしめて欲しかった。


また大好きだよって言って欲しかった


なんでこんなことになっちゃったの…。


みらはまだあなたのことが好きなのに…。


どうしても忘れられないのに…。


どうしてもあなたがいいなんて言ったら、どうなるかなんてわからない


けど、ただ単に素直になりたいだけ


そう素直な方が上手くはいかないけど、綺麗な心がもてる。


そうやって生きていきたい。


今の私は昔の私と違う。


だから、何もかもがうまくいくと思ってた…。


でも、全然イメージしてたことと全部違うかった


ねぇ、って話しかけても下ネタが出てきたり、


なんで会わないといけないの?って言われたり


あの人は素直になれないの?って心から思うことがある


そんなことしても自分の心が壊れるだけ


もっと自分のこと大切にして欲しい


そう簡単に現実は甘くない、厳しいけど

それでも、その厳しい中でも自分の気持ちを貫き通して欲しかった

それが私自身の気持ちだ


それから、ゆうまからの連絡は来ていたものの


既読無視で終わらせてしまっていた。


でも、ある日友達からこう言われた


「失恋から立ち直るのは、なかなか簡単なことじゃないけどね、そこまでして元彼のことを想うのはいいことだけど、それほどみらがそのゆうまって人のことを本気で好きって言う証拠なんだよ。」

その言葉で私の何かが



プツンッ……。



と切れて涙が溢れて止まらなかった…。


そうなんだよ。


ちゃんと愛してたし、ちゃんとゆうまのこと見てたんだから。


でも、今回の恋は違うかったんだ。


本当の恋ではなかったんだって改めて友達の言葉で気付かされた…。


でも、これでよかったんだよ…。


別れて正解とかはないと思うけど、自分を理解するのに時間がかかった。