『着くの何時の新幹線だったっけ?』
『いつも遅くまでお疲れ様。たまにはゆっくり休んでね!』
『今日はヤマトが熱を出したから病院に行って来ました』
『育児サークルのクリスマス会に行ってきたよ!写真送るね』
いくつかのメールについている、添付ファイルの画像。
そこに写っていたのは、ショートカットのナチュラルメイクの女性と、笑った顔が和輝によく似た小さな男の子だった――。
全てが繋がった。
そして、全てわからなくなった。
大好きな笑顔も、そっと耳たぶを噛む唇も、肌の上を這わせるその指も。
自分だけではなく、同じように愛情を向ける女性が別に存在しているなんて……。


