メールチェッカー 【2】


『着くの何時の新幹線だったっけ?』

『いつも遅くまでお疲れ様。たまにはゆっくり休んでね!』

『今日はヤマトが熱を出したから病院に行って来ました』

『育児サークルのクリスマス会に行ってきたよ!写真送るね』


いくつかのメールについている、添付ファイルの画像。

そこに写っていたのは、ショートカットのナチュラルメイクの女性と、笑った顔が和輝によく似た小さな男の子だった――。




全てが繋がった。

そして、全てわからなくなった。


大好きな笑顔も、そっと耳たぶを噛む唇も、肌の上を這わせるその指も。

自分だけではなく、同じように愛情を向ける女性が別に存在しているなんて……。