いつものるうの、温かい体温に。
力強い腕に。
「るう。」
離れたくないと。
心が悲鳴をあげているように、苦しくなる。
「ん?」
「ハルをよろしくね…。」
これからも、ずっと。
ハルを隣で支えてあげてね。
「ああ。」
「ハルも起きたら色々びっくりするだろうから、ちゃんと見ててあげてね。」
「ああ。」
「私は元気だよって伝えてね。」
るうは分かってると言って、抱きしめる腕をさらに強める。
「お前はハルのことばっかだな。」
「るうのことも考えてるよ。」
「何をだよ。」
恋愛感情云々は未だ未知の領域だし。
私のことを好きだと言ってくれたるうに、こんな気持ちのまま側にいてほしいなんて畏れ多くて言えないけれど。
それでも、ハルと同じくらい…やっぱり私には必要不可欠な人であることには違いないから。
「今は、ずっとこのままがいいな。」

