とにかく打ち合い。
打って防いでを何度も繰り返す。
途中休憩を挟んで。
そんなことを続けて早数時間。
「…あー、きつー。」
「けど、なんとか勘は戻った。」
確かに。
そしてるうがいる間に稽古出来て、本当に助かったのは私の方な気がする。
「お風呂入りたいー。」
「じゃあ部屋戻るか。」
もう汗だくでくったくた。
るうはお誕生日にも関わらず、お風呂の準備をして、私が入浴中に自分もシャワーを済ませて。
それはもう無駄のない動きです。
「…晩ご飯まで、出来てる。」
「食欲なかったか?」
「そうじゃないけど。」
私には何もさせてくれないなー。
結局私がやってもるうの手を煩わせるだけだろうから、これでよかったのか…?
「あ、俺がいない間はメイドが一人来てくれるから。」
「え!?」
「これで前回みたく何日も飯食わねえなんてことにはならねえ。」
「メイドさんわざわざ呼ばなくても私一人で大丈夫だよ!」
まさかのカミングアウトに焦る私。
「ダメだ。起床時間と風呂と色々頼んであるから、明日から俺がいなくてもちゃんとやれ。」
「……。」
るうが、いなくても…か。
ちゃんと…やる。

