「るうー!お誕生日おめでとうー!」
珍しく頑張って朝一人で起きて。
朝から私の部屋へやってきた本日の主役のるうに、笑顔でお祝いを伝えて、ぎゅっと抱き締める。
「びびったー…。」
まさか私が起きてるとは思わなかったんだろうるうは、あまりの驚きと衝撃に少し体のバランスを崩した。
「私もやればできるの!」
「じゃあ毎日やれよ。」
「…さて。今日はるうのやりたいことをしましょうー。」
るうのごもっともなツッコミは耳が痛いので塞ぎます。
こんなこと毎日は続きません。
「なにがいい?」
「…なにって言われてもなー。」
「考えてなかったの!?」
「…じゃあ、稽古?」
はい?
まさかるうから稽古に誘われる日がくるなんて思わず、私は目をぱちくり。
めちゃくちゃ意外です。
いつも嫌々私に付き合っているものとばかり思っていた。
「るうのやりたいことだよ?」
「ああ。ハルが目覚めた時を狙って勝負を挑むために力は付けときたい。」
「そ、それはハル可哀想な気が…。」
とは思ったけども、るうがやりたいなら仕方ない。
私達は早速稽古場へ向かうことにしました。
スーザンのこともあるし、一石二鳥だなと内心思ったりしています。

