私はそのまま、一体いつ眠ってしまったのか。
次に目を開けた時にはるうが部屋にいて。優雅にコーヒーを飲んでいるのが目に入った。
「…起きたか?」
「う…?」
「もう昼過ぎだ。飯食うか?」
返事をするほど頭が回らないので、代わりに首を横に振る。
「昨日は夜中まで楽しんだらしいな?」
「たの…し……っ〜。」
楽しかったんだっけ?
と思い返した時に、アキトとのここでの過激な一件を思い出してしまい。
私は堪らずまた布団に潜る。
「…あ?」
そんな私の異変に、声のトーンが落ちるるう。
アキトの馬鹿!!!
なんで私が寝起きでこんなこと考えなきゃいけないの!?変態みたいじゃん!?
「さてはまたあの馬鹿が何かしたな?」
あの馬鹿とは、言うまでもなくアキトだろう。
「私は何もしてない!」
「…あのホラ吹き。」
「アキトはもう城に帰ったし!私も大丈夫なので!着替えてきます!!!」
私は布団から飛び出て、すぐに脱衣所に駆け込む。
そして、着替えて支度を済ませて出来るだけ早く部屋へ戻る。
「るう!」
「…何だよ。」
「アップルパイ美味しかった!ありがとう!」
大事なお礼を言うのを忘れていたので、足早にるうへありがとうを伝える。
「ああ。それはいい。」
「本当に美味しかったよー。さすがるうだねー。」
「はぐらかそうとしてんのバレバレだぞ。」
「…してない。」
くそ、バレてたか!!!

