二人で誕生日の計画を立てて。
私はこの王宮から出られないので、非常に申し訳ないけど準備を本人にさせてしまうという新しい形の誕生日会。
…まじですみません。
アレンデールに帰ったら改めてちゃんとお祝いしようね!!!
「リーン!」
「あ、二人ともお疲れ様ー。」
そうこうしてる間に、アキトとトキが恩賞を取りに来てくれた。
部屋に入ってすぐ、その金品達に目を輝かせるトキ。
「俺の取り分どれ!?」
「俺のって、アキト軍みんなのだよ?」
「分かってる分かってる。で、どれ!?」
「どれも何も全部だけど。」
元々全部あげる約束だったし。
今回の戦は本当にアキト軍なしでは戦い抜けなかったから、大いに感謝しています。
「…俺リン超好きかも。」
「うっ…と、トキっ…!?」
それはもう、ぎゅーっと音がするくらい力強く私を抱きしめるトキ。
苦しいです!!!

