「当日、ハルは元気になってれば来てくれるだろうけど、何日で薬が効くか分からないよね?」
「うーん。早ければ数分、遅ければ丸一日かなと俺は見てるけど。」
「レンって本当にすごい!」
新薬のはずなのに、そんなことどうやって分かるの!?
「多少のズレは許してね。」
「全然大丈夫だよ!寧ろそれだけ絞れるなら助かる!」
るうの帰国の時を、ぼちぼち決めなきゃ。
そしてハルが目覚めたら、るうが戻ってこようとするのをどうにかハルに止めてもらおう。
「…整ってきたね。」
「俺は心配で仕方ないよ。」
「神事の日の神判です。」
最後に戦神として、大仕事をしよう。
もう、きっと。
終わる頃には、誰も私を戦神とは言わなくなるだろうけど…ね。

