レンは気持ちを整えているのか、大きく深呼吸して。めちゃくちゃ気持ちを落ち着かせている。
え、いや…話しにくくなるって。
「…うん。はい。」
「え?」
「どうぞ?」
って、改まって言われると…。
しかもそんな構えられると話しにくいんだって!
「え…っと、ハルの薬のことなんだけど。」
「うん。……え?」
分かってたはずなのに、何故か身体が反応するほど驚いているレン。
…もうなんなの!?
「なに?」
「…いや、話って…薬の話?」
「そうだけど、なんの話だと思ったの?」
「てっきり、別れ話かと思った。」
はあ???
なんで私がこのタイミングで、わざわざ別れ話をしなきゃなんないの???
「リンはお兄さんが起きたらアレンデールに帰るんだろうし。その前に関係性を清算したいのかと…。」
「別に私は…。」
もっと重い話をするつもりでいました。
「無駄に緊張したよ。それで、薬はルイが届けるんだよね?効果は問題ないと思うけど、前例がないからはっきりしたことは言えないよ?」
「そうなんだ。…って違う違う。レンが罪人になっちゃうって聞いたからその話をしようと思ったの。」
はっきり伝えたものの、きょとんとしているレンに。
私は少し苛立ちます。

