にしても、これは予想外すぎる。 まさか結婚をするためにここまで来たのに、結婚拒否されるパターン。 …なんの茶番だよ。 「あ、あの…では結婚の話は…?」 「姫よ、愚息が失礼した。婚姻は滞りなく進める。まだ駄々を捏ねるようならまた牢へ送る故、心配ない。」 結婚相手すぐ牢屋行きかい。 いや、それは逆に好都合か??? 「それより姫よ。私はそなたの神の力をこの目で見たい。」 「…と、言いますと?」 この阿呆王は、夢と現実の狭間に生きてんのか。