(一)この世界ごと愛したい





それから、しばらく日は過ぎ。


戦に関する手続きは、もうやることないってくらい進んで進んで。




ようやく恩賞をいただきました!!!





「すんごいね。」


「どうすんだよこの量。」




普通の将軍なら、金品はもちろん、土地だったり爵位だったり、そんな物も併せてもらうんだろうけど。


土地と爵位を与えられない私には、これでもかってくらいの高価な宝物が与えられた。





「アキト軍にも恩賞あるだろうから、受け取りに来た時ついでに持ってってもらおう。」


「お前ほしいもんねえの?」


「いらなーい。るうあるなら今のうちに取っといたら?トキに見つかる前にね?」


「…じゃ、これもらおう。」




るうは高そうな置物みたいな物を一つ。


適当に選び取り懐に入れた。